心理学/アートで本質を伝える襟田麻衣のブログ

18年のひきこもり&発達障害(ADHD&ASD)うつ病を経て、伝えたいことを心理学やアート、ブログで発信!!

発達障害者のうつヌケには、「自己管理能力」が必須!

f:id:ikidurasa:20171212004922p:plain

2017年の流行語大賞にノミネートされている、「うつヌケ」ですが、今年は本当にうつ病の治癒に関する本が軒並み大型書店に並びました。

その流れに乗って、「うつヌケ」したはずの私でしたが……

うつヌケできていませんでした!!

ちなみにうつヌケできたと思ったときに書いた記事がこちら。

ikidurasa.hatenablog.jp

そして仕事関係でやり取りしていた、ある人物のメール(某塾関係者ではないです)をきっかけに精神状態が再び奈落へと突き落とされるのでした。

ADHDに〆切は守れないのか?

私は児童精神科を掲げている病院にて、ADHD自閉症スペクトラム(知的障害なし)という診断を受けています。

この、「ADHD」という、注意欠陥・多動性障害(現、注意欠如多動症)という障害の特徴として、「時間が守れない(〆切に間に合わない)」や「先送り傾向」というものがあります。

これがなぜ起こるのかというと、ADHDの方は規則正しい睡眠を取ることが困難で朝起きれなくなったり、時間感覚そのものが鈍いため、時間通りに目的地へ着かなかったり、〆切に間に合うよう計画を立てて行動することが難しいのです。

「先送り傾向」というのは、好きではないこと、やらなければいけないこと、好きでもエネルギーのいることに関しては、腰が重くなるという特性です。

この先送り傾向に関してはコンサータを使っても解決できなかった特性で(ストラテラは少し有効でしたが、どちらも重大な副作用が出たため服薬禁止になりました)、これはもう一般の行動療法や弁証法的行動療法が提唱している、ホームワークの取り入れや、マインドフルネススキルの向上によって克服するしかないのではと思います。

幸いこれらに関する書物はそろい済みなので、あとは自分で(もしくは専門家に手伝ってもらいながら)やるしかないですね。

うつヌケしても変わらない特性と環境が再発の元

しかし、自分を大切にしよう、とすることでうつからは一旦抜けたものの、自分を大切にするための自己管理能力がADHDの特性によって欠けていたのです。

なので〆切までに物事を終わらせるという計画が上手く運ばず、思っていた以上に時間がかかったり、〆切設定によるストレスで精神的にダウンしたり、更に〆切後は罪悪感で動けなくなったり(罪悪感でいっぱいになるくらいなら、作業をしろという感じですが)、どうやら、「やらねばならないこと」について確実にこなす能力は現在のところないようです。

これをクリアするためには、

  1. 本当にやりたいことをする
  2. 行動療法で「ねばならない」ものも取り組める力を養う
  3. 認知を変えて、「ねばならない」の呪縛から脱出する

の3つが必要かなと思いました。

本当にやりたいことをみつけたり、認知行動療法が必要ということですね。

認知行動療法を受けることになったときの記事→発達障害を認知行動療法で治療する - 心理学/アートで本質を伝える襟田麻衣のブログ

認知行動療法は近年、第三の認知行動療法の登場や、スキーマ療法の開発によって、従来の枠を超えた治療を受けることができるようになり、今まで治らなかった病気が治るようになっていきました。

私はそれらの技術をとてもすばらしいと思いますし、機会があれば最新の認知行動療法について取り上げたいです。

臨床心理学の目指す究極のところは、精神医学の聖域で、薬物療法中心の統合失調症の克服だと思っています。統合失調症に使われる薬は進化し、社会人として活躍する統合失調症患者が増えたとはいえ、まだまだ薬の副作用は重く、回復しない例もあるのが現状です(ユングなど一部の方たちは臨床心理学による統合失調症の克服を試みていますし、一部成功例もありますが、この話はいずれ)。

今がスタート地点

うつが抜けた! と思っていた現地点は、「自分を大切にしようとする気持ちが固まっただけのスタート地点」であり、「自分を大切にできる状態」ではなかったのです。

自己管理能力がないため、ついつい何かに夢中になって夜更かしをしてしまう、親が買ってきた甘いアイスが冷蔵庫に置いてあるからつい食べてしまう(これをこじらせたのが過食症です)、自分を大切にしたいけど、その方法が本の大人買いや少し贅沢なものを飲み食いするといった、浪費に結び付く行為になってしまっているというのが否めません。

ADHDの人は、金銭感覚も鈍いです(苦笑)全員浪費家ではないですが、どこからが贅沢で普通やケチがどの辺か、わからない方は多いと思うので、すごくケチだったり、逆に借金するような方もたまにいます。時間にせよ、お金にせよ、何でも「感覚が取りづらく鈍い」というのが特徴にありますね。

人生脚本の中のドライバーが自己嫌悪を駆り立てる

ADHDでも許せる自分であればいいし、一旦は許したのですが、やはり現実問題、そのままの自分では社会で働くことすらできないな~という事実に直面します。

そこで、「人生脚本」のドライバーが重荷になるわけです。

人生脚本のドライバーについて書かれたサイト。

diamond.jp

私の中には、

  1. 完璧であれ
  2. 努力せよ
  3. 喜ばせろ
  4. 強くあれ
    というドライバー(強迫観念)があるようで、

完璧でない自分は許せない!!

と自動的に思ってしまうようです(それはおかしいとわかっていても、そう思ってしまう癖です)

私の場合、養ってくれる旦那さんがいるわけではないので、自分で稼がないことには親の死後、福祉のお世話になるしかないのです。福祉のお世話になれたらまだマシです。全ての女性が福祉のお世話になれないから、女性の隠れホームレスや、風俗店で働く女性も存在しているのです。稼げなくなると男性と同じく、女性も人生詰みます。

結婚して養ってもらえばいいじゃないか~と言う方もおりますが!

現代は女性も働く時代であり、女性も稼げないと家庭が成り立たないのはもちろん、仮に旦那さんの給料が良くても、旦那さんの稼ぎをアテにし過ぎれば、パートナーシップにも悪影響すると思っています。

男性だけが働いて、女性だけが家事、育児をする時代はとうに終わったのです。このスタンスを変えていない女性、男性が婚活市場で余っているのです。

「結婚できない」に関しては、語り出すとそれだけで何本ものブログ記事ができるので、これも機会があれば(笑)

このドライバーに関しては、人生脚本における禁止令ほど変えにくいということはなく、スキーマ療法などで時間はかかっても、確実に解消できる部分かなと予測しています。

というわけで、セルフコントロールに向けて、これらの本で最初の一歩を踏みたいです。



Twitter「襟田 麻衣の詩&言葉bot」
Facebook「襟田 麻衣」
Instagram 「柴犬など犬アカウント」
Instagram 「襟田麻衣の絵、日常アカウント」
各種フォローお気軽に♪

ホームページ「麻衣ミュージアム」
ご意見、ご感想はこちらまで