アスペルガーを含め、自閉症スペクトラムと診断されている人は、一般に想像力が欠けているとされている。
しかしその診断を受けている人でも、芸術や芸能分野が好きで、そういった活動を行なっている人は周りに少なくはない。 特にADHDとの合併診断をされている人に多い印象がある。
例を挙げると同人活動(イラスト、漫画)だったり、ダンスだったり、演劇、ミュージカルだったりする。
私も例に漏れずADHD合併診断のアスペルガーなので、創作活動が大好きだ。
イラストも描くし、漫画も描ける。一時期は楽曲制作もしていたので、余裕があればそれもまたやりたい。
精神科の診断など、世相で刻一刻と変わっていく。
2000年初頭からうつ病が増え、2005年頃には境界性パーソナリティー障害がネット上を中心に増大し、続いて双極性障害(Ⅱ型)が、そして発達障害という診断が精神科では増えている。
更に私は、「実は病気や障害ではなく、HSPだった」という流れに移行する事例が増えると踏んでいる。 私の症状もHSPの本を読むと、すべて範囲内に収まるからだ。
ちなみにHSPは芸術的な感性が優れているとされている。
HSPの創造性とアスペルガーの創造性の違いについて書いているサイトを発見したので、以下はそれと自身の体験を基に語ろうと思う。 生まれつき敏感な子ども「HSP」とは? 繊細で疲れやすく創造性豊かな人たち | いつも空が見えるから
上記のリンク先でも書いているが、創造性でも2種類あって、HSPのものは受け取った刺激を深く調理し、オリジナルのものを仕上げるのに対し、アスペルガーはありのままに受け取ったものをそのまま表現するものであり、大量の記憶から組み合わせてコラージュするものである。
HSPはメタファー(隠喩。別の細やかな表現に置き換えるなど)が得意で、アスペルガーは表面上の語呂合わせを見つけるのが得意。
アスペルガーが数字の並びを覚えるのが得意なのは、一見意味のない数列から語呂合わせを見出すからでは? と思っている。
私がインスタで使用しているアカウント、@mai.345.stの「345」は、指原莉乃が好きだからという軽い理由だったりする。
そんな感じで私は語呂合わせが好きだ。
そして絵を描くときも、音楽を作るときも、記憶から引っ張り出して、コラージュしたものを創作物として出しているだけに過ぎない。
どっちが優れているとかではないと思う。 後世に残すべき古き良きものはアスペルガーの方が残すのに向いているし、新しいことに敏感なら、HSPの新しい芸術、技術から素早く学ぶことで、より発展させたものを提供できる。
過去の有名な芸術家には、アスペルガーの人がたくさんいるのは、彼らだからできるものがあったからだろう。
0から1が作れなくても、1足す1で2が作れたら、それも立派な創作物なのである。
Twitter「襟田麻衣@詞を配信」 Facebook「襟田 麻衣」 Instagram 「襟田麻衣の絵、日常アカウント」 Instagram 「柴犬アカウント」 各種フォローお気軽に♪ ホームページ「麻衣ミュージアム」 ご意見、ご感想はこちらまで